89年2月にリリース。元ルースターズの花田裕之が全面的に参加して3曲をパンタと共作している。眩暈がするほコンセプチュアルだった前作『クリスタルナハト』とは対照的にストレートなロック・アルバム。このアルバムの基調になっているトーンは“苛立ち”と“やりきれなさ”だろう。「昭和」最後のパンタ・アルバムであり、ポスト『クリスタルナハト』期の第1弾。この後、 5月のライブを最後にPANTA BANDとしての音楽活動はストップし、90年に活動を再開する頭脳警察へのプロジェクトが極秘裏に進められることになる。
収録曲
- PISS
- Tambourine
- Mocita
- Jin Jin Jin
- Candy Blue
- フェロモンの誘惑
- 蝗がとんだ
- ライフ・カプセルの中で
- 切なさが遠すぎて
- One Night Lover